Patisserie Iris(パティスリー イリス)シェフ・パティシエ 矢野 裕享さん

少しずつ気温も下がり、すっかり秋めいてきましたね。

バリっていいとこ!』 4回目の連載となりました。

 

今回は、ELK 高橋さんからの紹介、パティスリー イリス 矢野裕享さんにお話を伺ってきました。 

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それではインタビュースタートです!

 早速ですが、仕事を始めたのはいつですか?

今年(2018年)の6月26日からです。 

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仕事を始めたきっかけは?

高校生の頃から、何かを作る事が好きで、趣味で料理してました。将来的には料理系の道に進もうかとも思っていたんです。ちょうどその頃テレビドラマで『アンティーク』*1というのを見て、「お菓子屋になりたいなー。」と思い料理ではなくパティシエの道を選びました。

*1

『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』は、2001年10月8日から12月17日まで毎週月曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の『月9』枠で放送された滝沢秀明主演のテレビドラマ。 原作はよしながふみによる漫画『西洋骨董洋菓子店』。

 ちなみに、どこかのケーキ屋さんで修業されたりは?

 ホテルニューオータニさんで、大阪・東京と行かせていただいて8年くらい働かせていただきました。

その後、大阪・和歌山方面の個人店3店舗で修業に行かせていただきました。

大阪だけでも良かったんですが、最終的に今治に戻って店をやりたかったんで、大阪よりも田舎の和歌山でも修業しました。

ただ和歌山はフルーツが良く採れる地域という事もあって、今治のお客様と少し違ってフルーツをフレッシュに食べれるもんという感覚が強いので、ケーキのデザインもフルーツをそのまま活かした商品が多い感じはありますね。

 

職場の環境はどんな感じですか?

夫婦とアルバイトの方と少人数でやっています。

1人1人が、1つ1つコツコツ丁寧に心を込めて作業しています。

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仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

お客様に喜んでもらう事ですね。

おいしいと言ってもらえて、再来店していただいたら、うれしいですね。

 

どうやってToDoをトラッキングしていますか?

基本的には、ここにある商品は毎日触るものなので、触りながら 明日・明後日これを仕込むとかをボードに書いて管理しています。

日々の管理よりは、週間管理的にある程度のスパンで計画的にやっています。

またクリスマスなら半年前から、他のイベントに関しても数ヶ月前から構想を練ったり長期的に計画をしています。

 

現在取り組んでいる課題はありますか?

今はオープンして間もない事もあるので、すべてが課題ですね。

また、1人なので出来る事が限られてきますが、そこは手を抜かず1人だから出来ないのではなく、1人でも商品展開を季節によって変えたり、お客様が求めるラインナップを揃えていくようにしていくという事です。

オープンした時は自分がやりたい商品、得意な商品を並べたんですが、地域の特色やお客様の好みに合わせていろいろ細かく変えていこうと思います。

そこをどれだけお客様の欲しいものに近づけるか?という事が課題ですね。

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どんな人から どのように仕事を助けてもらっていますか?

今までの上司の方には厳しくしていただいたから今の自分があると思います。

また、お店をオープンするにあたって、大阪から10人以上の先輩や後輩に手伝いに来ていただきましたし、和歌山からも後輩に手伝いに来ていただきました。

先輩は、自分でお店されている方も多いんですけど、自分のお店を休みにして今治まで来ていただき、助けてもらいました。本当に感謝しています。

 

お店の強みはなんですか?

自分の中では全商品に対して手を抜いてないという部分です。

あとは、弱みをなくすように努力しています。弱みだと感じる部分は修正しています。

 

1日の仕事の流れ 

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どのように充電(休息)されていますか?

ほとんど休息してないですね。笑

火曜日が定休日なんですけど仕入れとかの仕事で動いている日が多いですね。

あとは家族サービスにと。充実はしているので充電はされてますけど、休めないですね。笑

 

今読んでいる本、おすすめの本はありますか?

自己啓発などのメンタル系の本を読むのが好きです。

今は本は読めてないですけど、おすすめは『最高の休息法』です。 

頭を空っぽにする事など、うまく取り入れてうまくリセット出来るようになりました。

 

憧れの人・目標にしている人はいますか?

やはり、この業種で成功している人は皆さん目標ですね。

 

 

今後の野望はありますか?

まだ詳しくは考えてないですけど、この店のラインナップを増やしたりキッチリやった上で今治の中で店舗展開していく事は視野には入れています。

自分の目の届く範囲内でしか考えては無いですね。

 

お気に入りのモノを教えてください。

う〜ん。なんだろう?

パレットナイフ(スパチュラ)*2ですかね?

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*2 製菓用の道具。やわらかい生地をのばしたり、クリームを塗ったりするのに使う、細長いへら

 

雑談オフレコ

ケーキなどの価格的にも控えめな値段ですね。

今治はポエムさんやハタダさん等の大手のお店が多いので、価格的には押さえざる終えない感じですね。

 

今治にはいつ頃戻られたんですか?

年明けてからなので、まだ一年は経ってないですね。

 

 

というわけで、今回のバリっていいとこ!は、パティスリーイリスの矢野さんにお話を聞かせていただきました。 

 

ケーキだけではなく、焼き菓子の品揃えも多くて穴場だなと感じました。

僕は正直今日までパティスリーイリスの存在を知りませんでしたが、インタビューでの短時間にも関わらず かなり沢山のお客様が来店されていました。

オープンから間もないにも関わらず、慣れた感じのお客様が多く、口コミなどで知ったお客様がリピートされているようでした。

種類も多いので、あれもこれも食べたいと思うと自然とリピートしてしまいますね。

 

私の個人的におすすめなのはコレです。

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『ひめの輪』

ケーキを買ったついでに、是非こちらも食べてみてください。

 

矢野さんの柔らかい印象がそのままお菓子にも反映されていて、どの商品も優しく魅力的です。

また店内も白を基調に明るく居心地も良いので、商品もゆっくり見ることができ、ついつい いろいろ買っちゃいますね。

画像撮り忘れましたが、奥さまも素敵な笑顔で、商品について いろいろと相談や質問もしやすいので、バースデーケーキなども相談してみると、気に入ったものを作って貰えそうですよ。

 

それでは、また次回をお楽しみに!

 

Patisserie Irisプチ情報

〒794-0826

愛媛県今治市郷新屋敷町5丁目2−8

TEL / 0898-77-2187

営業時間 / 10:00〜19:00

定休日 / 火曜日

駐車場あり

https://barinow.imabari-city.com/business/iris/